Tetramine巻貝唾液腺中テトラミン:ツブ(螺):巻貝:オオカラフトバイ:紐巻貝/ヒモマキバイ:ヒメエゾボラ:
Tetramine:(CH3)4N+
http://web.iph.pref.hokkaido.jp/Kankobutsu/Shoho/annual54/n06.pdf
ウネエゾボラNeptunea lyrata
ツブガイ(エゾボラモドキやヒメエゾボラが代表的)といわれる巻貝の内臓(唾液腺)には、テトラミンという毒がふくまれており、国内でもしばしば食中毒の発生が報告されています。テトラミンは、1種の神経毒であり、とりわけ視覚異常を伴うことにより、ものが二重に見えることが特徴的で、同時に、吐き気やふらつくなどの船酔いと同様の状態を引き起こします。写真のヒメエゾボラは、眠気を誘うことがあるので、別名"ネムリツブ"とも呼ばれます。中毒の発症は食後早くに(30分~1時間程度)起こり、回復も比較的早い(数時間以内)といわれています。テトラミンは、貝をゆでた程度では分解されないことから、調理するときに唾液腺を除く*必要があります。
http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/5f/tetra.html
ツブ(螺)は、軟体動物門腹足綱(巻貝)のうち、食用にされる一部の貝類の通称である。ツブ貝、つぶ貝とも言い、古名としてはツビ、ツミなどがある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ツブ
灯台ツブと称されるものは食用として流通している。
オオカラフトバイ Buccinum verkruzeni Kobelt, 1883 (灯台ツブ)
昨日食したが、その個体では美味であった。