「しき」SHIKI:

「しき」SHIKI:

　嘗て、そのような同人誌があった。　すでに、その面影はおぼろげになっている。
それらの記憶を共有する面々も離散して、遥か久しい。
　残念ながら、それらの多くの資料は手元にない。　これこそが、人生だった一面なのかもしれない。
偶然、それらの断片を目にすることがあったりすると、往時の想いの一端が偲ばれたりする。
さて、「しき」にどの漢字を当てていたのだったか思い浮かべてみたい。　それほどに時間の積み重ねが
あったのだろう。