CXPI:ND:CAN:BOSCH:車載通信方式
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/MAG/20140320/341282/
日本が国際標準を目指す新しい車載通信方式が「CXPI(Clock Extension Peripheral Interface)」である。多重通信方式を採用し、HMI(Human Machine Interface)関連のワイヤーハーネスを削減することを狙う。
CXPIを開発したのはデンソーで、スピードメーターなどのHMI関連のスイッチやセンサーといった入力系と、モーターや発光ダイオードなどの出力系の通信に使うことを想定する。
現状では入力系と出力系の電子部品を1対1でつないでいるところ、CXPIを使うと1本の電線に複数の信号を流す多重通信ができる。車両全体のワイヤーハーネスに占めるHMI関連の電線の比率は、中型のハイブリッド車で33%に上る(図1)。CXPIが国際標準として自動車に採用されれば、ワイヤーハーネスの本数を大きく減らせる可能性がある。