さいちょうひつ せきとく(きゅうかくじょう)
最澄筆 尺牘(久隔帖)
1幅
紙本 楮紙 墨書 掛幅
縦29.3 横55.2
平安時代 9世紀
弘仁4 813
最澄(伝教大師、767~822)が高雄山寺(今の神護寺)の空海のもとにいた愛弟子の泰範に宛てた書状。現存する唯一の最澄自筆書状で、
「久隔清音(久しく御無沙汰を)」と書き出しているところから、「久隔帖」と呼ばれて名高い。
http://www.narahaku.go.jp/collection/d-648-0-1.html
釈文
「久隔清音馳戀無極傳承/安和且慰下情/大阿闍梨所示五八詩序中有/一百廿禮佛并方圓圖并注義/等名今奉和詩未知其禮/
佛圖者伏乞令聞 阿闍梨/
其所撰圖義並其大意等/
告施其和詩者忽難作/
着筆之文難改後代惟示其/
委曲必造和詩奉上 座下/
謹附貞?寔佛子奉状和南/
弘仁四年十一月廿五日小法弟〓澄【状上】/
高雄範闍梨【法前】/此頃得法花梵本一巻/爲令覽 阿闍梨以來月/九十日許参上若有和上/暇必將参上若無暇更待/後暇惟示指南【委曲尋申上/謹空】」
最澄筆 尺牘(久隔帖)
1幅
紙本 楮紙 墨書 掛幅
縦29.3 横55.2
平安時代 9世紀
弘仁4 813
最澄(伝教大師、767~822)が高雄山寺(今の神護寺)の空海のもとにいた愛弟子の泰範に宛てた書状。現存する唯一の最澄自筆書状で、
「久隔清音(久しく御無沙汰を)」と書き出しているところから、「久隔帖」と呼ばれて名高い。
http://www.narahaku.go.jp/collection/d-648-0-1.html
釈文
「久隔清音馳戀無極傳承/安和且慰下情/大阿闍梨所示五八詩序中有/一百廿禮佛并方圓圖并注義/等名今奉和詩未知其禮/
佛圖者伏乞令聞 阿闍梨/
其所撰圖義並其大意等/
告施其和詩者忽難作/
着筆之文難改後代惟示其/
委曲必造和詩奉上 座下/
謹附貞?寔佛子奉状和南/
弘仁四年十一月廿五日小法弟〓澄【状上】/
高雄範闍梨【法前】/此頃得法花梵本一巻/爲令覽 阿闍梨以來月/九十日許参上若有和上/暇必將参上若無暇更待/後暇惟示指南【委曲尋申上/謹空】」